女子のほうが男子より意識が高い

あなたは女子のほうが受験に対する意識が高いことを知っていましたか？

「これからは女子の社会進出が進む」と何年も前から言われ続けてきました。しかし、現実の就職や就職後の昇進をみても圧倒的に男子優位になっています。

実は中学受験をする女子の受験目的は男子のそれよりもはるかに明確です。それは将来男子と同等のキャリアを磨ける職業を選択することを考えているからです。

なんといっても医師と弁護士がその筆頭でしょう。次いで薬剤師といった資格で勝負できる職業や、国家公務員、大学院まで進学し研究職を目指す、あるいは互角に磨きをかけてマスコミや国際関係の仕事を目指すというようなプランです。

一人っ子が増えて、しかも晩婚化や非婚化が進んでいます。特に女子の場合は両親が高齢となり他界しても1人で生きていくだけのキャリアを身につけさせたいという親の潜在的はニーズが高いと分析します。

学校の説明会での進学実績のPRは男子校よりむしろ女子校のほうが熱心なようです。志願者を増やしている学校の共通点は大学進学実績を伸ばしている学校です。進路指導も受験に限定せず、就職も視野に入れて拡張している学校も見受けられます。大学進学実績も上位校に何人合格したか、現役の合格率は何%かがクローズアップされる指標です。
そして、医学部をはじめとする系統別の進学者数が評価されるようです。

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