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中学受験の現実

あなたは中学受験の実態をどこまで把握していますか?

最初に中学受験の現実から少し明らかにしておきましょう。
例えば首都圏に限れば、小学6年生の総数は約30万人と言われています。
この数には少子化の減少が顕著に出ています。それで中学受験をする6年生がどれくらいいるかというと、約44,000人です。

単純計算でその比率はおよそ15%になります。6人に1人が受験している計算です。これはあくまで平均のお話です。当然偏りがありますから、同級生の3人に1人が受験する学校もあれば、受験は10人に1人という学校もあるでしょう。内訳を少し詳しく見ると、東京都が21%、神奈川県が13%、埼玉県が12%、千葉県が11%ちなっています。
ちなみに関西圏では9%前後となっているようです。

では、なぜこれほどに中学受験がヒートアップしているのでしょうか。かつては公立学校が荒れているとかいじめがあるからという理由で私立中学を選ぶ場合もあったようです。しかし今は圧倒的に大学受験を有利に進めるために中学受験を目指す家庭が増えています。そして大学受験も東大をはじめとする有名大学へ合格するためです。

一方これからの時代はただ大企業に就職するだけではダメなのでしょう。
真のプロフェッショナルな職業に就かせたいという親のニーズも高まっています。特に女子に人気の高い職業は医師、弁護士です。従って医学部や法学部への進学実績がある学校も人気が高くなっています。

このように少子化で受験競争が緩和されるどころか、競争がますます激化しているのが現状です。当然有名大学進学だけが目的ではない方が多くいらっしゃると思います。しかし6年間公立の学校より高い授業料を納めて進学するわけですから、中学受験の目的を親子で明確にしておくことが望ましいと言えるでしょう。
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